Q.グラフィックボードを交換したい

グラフィックボードを交換しよう!

今回は知識ゼロから始めるグラフィックボード(以下グラボ)交換のお話です。

前書き

『紅蓮のリベレーター』のベンチマークも配信開始されました。

要求スペックが上がるという前情報もあり、

「グラボどうするかなぁ…。」という方もいらっしゃると思います。

なので「グラボ交換したいけど、パソコン開けると爆発する!」と思ってる

オンラインゲーマーの為に極力掻い摘まんで交換手順を書こうと思います。

(一部私の環境では再現不可能なところもあり、省略している部分もあります。)

※なお、全て自己責任でお願いします。四畳半編集部は一切責任持ちません。

まずはとにかくパソコンを開ける!

▲ これを…

▲ こうします!

電源含め全てのケーブル類を抜き、パソコンを開けます。

私のパソコンは向かって右側にありますが、通常向かって左側を開けます。

ネジを外す場合、スイッチひとつで開く場合など色々ありますが、

とりあえず開けてください。

左側が特に何も無かったら右側にあるので、閉じて右側を開けてください。

グラボを特定して、外す

▲ これがグラボです

▲ 本体に固定されているので、外し…

▲ ストッパーを持ち上げ、引き抜きます

ケース内で図体でかいのがグラボです。

HDMI端子等々の端子があるので、恐らく迷うことはないと思います。

それらを上記の手順通り、ネジとストッパーを外し、引き抜きます。

結構力が要るので、「壊れるんじゃないか?」と不安になりますが、

手順通りやってれば大丈夫、抜けます。

取り外し完了!

これでグラボの取り外し完了です。特に難しいことはありません。

なお、ケース内は埃がものすごい溜まりやすく、

数年放置していると殺人的に汚いので開けたついでに掃除しちゃいましょう。

(私も結構汚かった…。)

新しいグラボを取り付ける

グラボも抜いたことだし、新しいものを付けよう!といきたいのですが、

私の環境上それの再現が出来なかったので端折ります。

上記の1~4の逆をやって基本的に完成です、終わり。

…と、これで終われればいいのですがいくつか注意点があります。

注意1.旧ドライバの削除

旧ドライバの削除はそのままでもいい気はしますが…

トラブルの元ですし、なんかやっぱり気持ち悪いので、削除しちゃいましょう。

私は使った事がないのですが、

『Driver Fusion』というソフトを使うと簡単に削除できるようです。

使い方等々は検索してみてください。

注意2.電源ユニットの存在

電源ユニットがパワー不足だと換装したあと動いてくれません。

自分のパソコンに詰んでいる電源容量はいくつか、

付け替える電源ユニットの推奨容量はいくつかなどを確認しましょう。

電源容量の確認方法ですが、

ケースを開けて電源ユニットに書いてある「〇〇〇W」を見るのがてっとり早いです。

注意3.補助電源の存在

▲補助電源差し込み口

▲このようなケーブルを使います

グラボの一部に「補助電源」というものがあります。

「挿しただけじゃパワーが足りないので、追加で補う。」というようなものですが、

写真のようなものがグラフィックボードに有るか無いかで判断出来ます。

あれば補助電源が必要で、無ければ補助電源は不要ということになります。

補助電源に関しては以下のパターンが考えられます。

旧グラボには補助電源が無く、新グラボにも補助電源が無い

特に何かする必要はありません。

そのまま抜き、新しいものを挿して作業終了です。

旧グラボには補助電源が有り、新グラボには補助電源が無い

これも特に何かする必要はありません。

今まで使用していた補助電源が必要無くなるので、外せるのであれば外してしまいましょう。

旧グラボには補助電源が有り、新グラボにも補助電源が有る

補助電源には6ピン、8ピンなどがあります(6個穴があるか、8個穴があるか)。

同じピンであればそのまま差し替えて作業完了です。

違うピンだった場合、変換コネクタを用意しなければなりません。

旧グラボには補助電源が無く、新グラボには補助電源が有る

グラボ用に補助電源のピンがケース内で余っていれば、それを使います。

無かった場合、補助電源ケーブルを用意しなければなりません。

どのパターンにせよ、一度開けて確認すると良いと思います。

「難しいことは嫌だし、怖い!!」というのであれば、

補助電源の無いグラフィックボードを選択するのが良いと思います。

補助電源の無いグラボは結構あります。

編集後記

以上、グラフィックボード交換についてでした。

パソコンを買い換える選択肢やお店や業者にやってもらおう選択肢もありますが、

自分で出来る範囲のレベルだと思うので、

自己責任ではありますが、是非チャレンジしてみてください。

ご覧いただきありがとうございました。

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