四畳半編集部は水耕栽培でレタスを育てる事が出来るのか?
第4回 うどんこ病
少し間が空いてしまいましたが、今日は水耕耕栽培のお話です。
栽培開始から9日目
▲順調に成長するものの、葉の一部に腐っているような変化。
栽培開始から15日目
▲成長が急に加速し、レタスっぽくなる。
栽培開始から31日目
▲今週に入ってから急に枯れ始め摘み取る事に。
収穫して食べてみた
▲綺麗な部分を収穫しました…小さいですが…
いざ育てていくと「野菜を育てている」っていう感覚が薄れ、
自分で育てたものを食べるということに躊躇しました。
私がなんと言おうと育ててたものがレタスであることに違いは無いんですが…。
実際食べましたが成長しきっていない為、苦みが若干強いですが、
食感は紛れもなくレタスでした。そこそこ美味しかったです。
だからこそ枯れてしまった事が悔やまれます…。
うどんこ病に遭遇する
順調に育ったレタスですが、ある時から白い点のようなものがあり、
「これはなんだ…?」と思って数日は放置していたんですが、
どうにもうどんこ病だったようです。
うどんこ病は有り体に言えばカビで、自力での回復も見込めるあるようです。
しかし、放置するとカビがどんどん広がり成長を阻害してしまう為、
早期発見と治療が必要とのこと。
枯れた原因
うどんこ病の初動、対策ミス
市販の薬を散布することで対応したのですが、
上記で書いた通り数日放置してしまったのでここは反省すべき点です。
発見した時点で早急に対処するべきでした。
後述する原因もあると思いますが、ある結局一部は枯れてしまい切り取りましたが、
成長してきた事が嬉しくて切ることを躊躇ってしまい、
全部は切り取りませんでした。
それが感染して、枯れてしまった…というところでしょうか。
根へのダメージ
衛生面を考えて水を交換する際、毎回アルミホイルも張り直していました。
まだあまり成長していない時は容易に交換出来ますが、
成長すればするほどに交換しづらくなります。
その張り替え作業をしている際、編み目に根が挟まるなどして
根に致命的なダメージを与えてしまい枯れる原因になったと考えられます。
事実、先週末水を替えた直後から急激に枯れ始めましたので間違いないと思います。
水温
ここからは栽培環境の問題点について考えます。
まず、真っ先に考えなければならないのが水温です。
22度を目指していましたが、どうしても24~26度と高め設定でした。
これをどうにか約5度前後下げたいとあれこれ考えましたが、
時期的なものもあり、正直難しそうです。
水温が上がる主な原因が室温とLEDによる発熱です。
水面を発砲スチロールで蓋をして、
水面にLEDが当たる面を極力抑え、水量を増やし変化を緩やかにする。
というのが恐らく手っ取り早く出来る対処策だと思います。
水槽用の水温装置を使うという手もありますが、
高額になってしまう為最終手段という感じでしょうか。
光量
現在では改善されていますが、初期の段階でLEDバーを用意していなかった為に、
光量不足により少なからず徒長してしまいました。
また、植物の成長に赤色、青色が必要なそうですが、
LEDだと性能上どうしても不足しがちになるようです。
特に赤色は成長にするにあたりかなり重要なようで導入したいのですが、
個人的にビジュアル的にどうよ…という部分もあり、要検討です。
白いライトに当たってる植物を見てるだけで結構楽しいので、結構重要な問題です。
編集後記
というわけで、今日の作業はここまでです。
レタスの連載は今回で最終回となりますが、
また新たに別の種を撒いて育てていますので、近日新たに連載したいと思います。
レタスは夏が終わった頃に再度チャレンジします。
ご覧いただきありがとうございました。