【コラム】eneloopは何処へ行った?

生活必需品「電池」

マンガン電池、アルカリ電池、ニカド電池、ニッケル水素電池。

電池と切っても切り離せない生活を31年させていただいてますが、

今日はそんな電池の…『eneloop』のお話です。

乾電池とボク

一番電池を使っていたのはいつだ?と自分の人生を振り返ると

おそらく小学校4~5年生ぐらいです。

当時、何があったのか?

ミニ四駆が大ブームしてた時代だったんです。

近所の公園の排水溝で友達と毎日競争していたのを今でも強く覚えています。

ミニ四駆を動かす電池として、「アルカリ電池」か、「ニカド電池」でした。

当時の認識としては、

「アルカリ電池は家にあってすぐ使えるもの」、

「ニカド電池は家にない繰り返し使えるもの」という感じでした。

ニカド電池の方が速いらしいのですが、その辺はあまり記憶に残ってないです。

記憶に残ってないあたり、メチャクチャ速かったわけではないのかなぁ…。

電池と充電池の壁

当時、私が見たニカド電池は外見があまりにも怪しくて、

「子供が使っちゃいけないんじゃないか…?」そう思わせるようなデザインでした。

間違って使うと爆発する!とか、危ない機械に使うような電池とか。

そういうイメージ。

まぁ、ニカド電池に限らず間違って使えば電池は爆発しますが…。

そんな充電池ですが、充電池が普及しない時代がしばらく続きます。

それは前述した通り一般人に使いにくいデザイン、

充電しないと使えないという充電池の特性、

その他にも色々あると思いますが、

私はこのふたつが本当に大きな壁になっていたと感じます。

充電池の常識を変えたeneloop

2005年11月、サンヨー電機が『eneloop』を発売。

買ってすぐに使え、親しみやすいデザインにした充電池の常識を変えた革命児です。

白地に青く丸みの帯びたフォント。

充電池云々を抜きに製品として、とても素晴らしいデザインだと思います。

私が本格的にeneloopを使いはじめたのは、2010年あたり…だと思います。

製品自体はいずれ紹介しますが、その頃電子辞書を買ったんですね。

それが単四電池駆動だったんです。

単三電池であれば、他に使い道もあるし「いくらでも買うよ!」って感じなんですが、

単四電池はそれ以外に使い道が無く、買うことに躊躇しました。

そこで出会ったのがeneloop、そう記憶しています。

しかし、2013年。

eneloopはサンヨーブランドからパナソニックブランドに変わり、

私の大好きなeneloopは姿を消すことになります。

eneloopは何処へ行った?

▲今持っているeneloop達

そこから時は流れ2018年。

昨日、ちょっとリモコンの電池が切れたので、交換したんです。

その際、「この話記事にしよー」と思いながら、

「充電池何本持ってるんだ?」とかき集めてみました。

まだある気がしなくもないのですが、

サンヨーブランドが6本、パナソニックブランドが4本でした。

▲上がサンヨーブランド、下がパナソニックブランド

メーカーのブランド価値を認めている人は多くいて、

「SONYのロゴ」とか、「Appleのリンゴ」が特にそれだと私は思っています。

…だけど、だけど、eneloopに限って言えば、

「Panasonicのロゴ」は不要で、有り体に言えば邪魔です。

もちろん「Panasonicのロゴ」にブランド価値を認めている人も居ると思いますし、

そういう人達を否定するつもりはありません。

ただ、私から見れば、邪魔…なんですよね…。

かつて、0.6%という全く普及していなかった充電池※1 

2012年で約40%※2 まで普及させたeneloopブランドを

掃きだめのように扱うデザインは好意的に見ることが出来ません。

※1 家電Watch「第1回:いま振り返るエネループ誕生秘話」より

※2 2013年 Panasonicブランドとしてのeneloopプレスリリースより

編集後記

2018年、今の生活を振り返ると乾電池を使うものが昔に比べて減ったなぁ…と感じます。

「それはお前が乾電池を使う趣味がないからだ」と言われたら、ぐうの音も出ないのですが。

乾電池を使うものが減ったと考えれば、

サンヨーブランドのeneloopは一定の役目を果たしたのかもしれません。

しかしながら、リモコン、懐中電灯、壁時計に乾電池は必要ですし、

非常時、災害時を考えると乾電池はまだまだ人類に必要なものだと思います。

そう考えるとこの先も乾電池は必要ですし、無くなる事は無いだろうな…。

Panasonicブランドのeneloopを手にしながら、そう思う私でした。

ご覧いただきありがとうございました。

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【参考リンク】
家電 Watch 第1回:いま振り返るエネループ誕生秘話https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/eneloop/730526.html