紆余曲折を経て
PCケースを変えるだけだったのにトラブル発生で無駄に大変だったのですが、
今回はようやく…ということで『NCASE M1』をレビュー・組み立てるお話です。
前書き
今回、基本的にはケースを変えるだけなのですが、
その他にリテールクーラーの変更、ファンを新調・買い足すということをしました。
まぁ、アップグレードというよりはチューンアップといった感じでしょうか。
PCスペック
【ケース】
・RAIJINTEK『METIS』 → SFFLAB『NCASE M1』
【マザーボード】
・ASUS H97I-PLUS
【CPU】
・Intel Core i7-4770K
【CPUクーラー】
・Intel リテールクーラー → CRYORIG C7 V2
【メモリ】
・CFD W3U1600HQ-8G×2
※8GBメモリ×2
【ビデオカード】
・ASUS GTX 1050 Ti
【ストレージ】
・Crucial CT250MX200SSD1(システム)
※SSD 250GB
・HGST HMS5C4040BLE640(データ)
※HDD 4.0TB
【電源ユニット】
・SilverStone SST-SX500-LG
※ケーブルは『SST-PP05-E』を使用
【ケースファン】
・Fractal Design FD-FAN-DYN-GP12-WT×2
・AINEX CFY-90S
NCASE M1レビュー
▲真っ黒の外箱
外側
▲本体
▲ヘアライン加工が施されています
▲本体スイッチ周辺
▲横から
▲背面
▲底面
▲足部分
まず、手にして思ったのは「品のいいヘアラインだ…」でした。
今まで使用していた『Metis』はちょっとザラザラしていたので。
(それが逆に好きだっていう人もいると思いますが)
前面に備えるUSBポートは黒いですが、USB3.0です。
調べると青いんですが、デザイン変更がされたのでしょうか?
足はネジで固定されていて、しっかりしています。
がたつくというようなこともありませんでした。
内側
▲パネルはワンタッチで外すことが出来ます
▲左右はもちろん、前面、天井も外せます
▲向かって左側から
▲ファンの部分はマグネットで止めるフィルターが付属しています
▲その他付属品
次に中を見ていきますが、小さいながら組みやすそうだなぁと思いました。
HDDやファンを固定する部分が外せますので、
中を弄る時はまずそこを外すことになると思います。
そして何より外側のパネルはネジを使わずに外せる、これが大きいです。
ちょっと中を弄りたい、掃除したいっていう時、
いちいちドライバーを用意して外すのはすごく面倒臭いんですよね。
付属品のファンガードやフィルターは1枚ずつしか映していませんが、
ファンガードは4枚、フィルターは2枚付属されています。
さて、では実際に組んでいきましょう。
NCASE M1へ引っ越し
▲マザーボードの取り付け
前述通り、HDDやファンを固定する部分を外して作業し易い状況にし、
まずマザーボードを取り付けます。
電源ユニット部分の壁が引っかかり易いので、傷をひとつもつけたくない人は要注意です。
▲電源ユニット
次に電源ユニットを固定しました。
後からケーブルを抜き差しというのは厳しそうなので、
あらかじめ必要なケーブルを全部挿してあります。
▲ビデオカード
次にビデオカードです。
ケース外側についてる金属板は外さないとビデオカード固定出来なさそうでした。
横着出来そうな気もしましたが、怖かったので外しました。
▲背面ファン
▲底面ファン
背面と底面にファンを取り付けました。
背面は12㎝ではなく、8 or 9㎝ファンなので要注意です。
また、それらのファンガードは付属していないので、別途用意する必要があります。
▲配線
ここまで組んだら、一通り配線します。
ファンの分岐ケーブルと電源ユニットの延長ケーブルは使用しましたが、
「使いたくないけど、構造上の関係で使わなきゃいけない無駄なケーブル」
というようなものが無かったのでそれは良かったです。
『Metis』の時はそれが1~2本あって無駄にケーブルを増やしてしまいましたので。
▲ファンとストレージの取り付け
▲手前にHDD、奥にSSD
最後にファンとストレージを取り付け、マザーボードと繋ぎます。
HDDはそのまま取り付けられますが、SSDはこの位置だとそのまま取り付けられないので、
別途マウントに固定して取り付けました。
▲上から
▲この辺がグチャグチャです…
電源ユニットもしかしたら反対に繋げた方が良かったかなぁ…とは思いましたが、
とりあえずこれで完成です。
今回大変だったのは天井部分のケーブル処理でした、
うまく収納しないと蓋をしても隙間が出来てみっともないので…。
もう少しうまくやれたのかもしれませんが、
とりあえず蓋は出来たので今回は良しとしました。
良かった点・悪かった点
「まぁ、どうせ一発では起動しないだろ…」と思っていたのですが(いつものこと)、
まさかの一発起動でした。
さて組んでみての感想ですが、組む前に思った通りやっぱりとても組みやすかったです。
とにかく『Metis』と比べるとレイアウトが絶妙でした。
直前で使ってたドライブが壊れてしまったので取り付けは見送りましたが、
スロットインタイプのドライブも設置出来るのも魅力でした。
それらは本当に良かったです。
反面悪かった点ですが、ケースの塗装が非常に剥げ易く、
ちょっとした事で下地が見えてしまいます。
外のパネルは無事ですが、
マザーボードを取り付けるにあたり、フレームが所々剥げてしまいました。
また、手脂でケースが簡単に汚れてしまうので、そこもちょっと気になりました。
私自身そんなに手汗や手脂が酷いわけではないのですが、簡単に汚れました。
パソコンを触った後は一度拭き上げる必要がありそうです。
編集後記
▲床からデスクの上に移動させました
以上、『NCASE M1』のレビューと組み立てでした。
『Metis』より横幅が細くなったこともあり、
設置場所を床からデスクの上に移動させました。
上に無線LANルーター、バックアップストレージ、nasne、充電ステーションなどを設置し、
かなりまとまりました。
個人的には、ここだけを考えても買って良かったな…という感じです。
「コンパクトで静音ながら、そこそこのグラフィックパワーをもつパソコン」を作るのが
個人的にすごく楽しいんです。
今後もこの辺を追求していきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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