【コラム】散乱したデータと集約したいストレージ

GoogleDrive、OneDrive、Dropbox、HDD…

無料だからといってあちこちに登録したクラウドストレージ達。

どこに何があるのか分からない散乱しきったデータ達。

それらを管理することに私はもう疲れた。

芋づる式に増えていくストレージ

クラウドストレージはずっと手軽さと無難さからGoogleDriveを使っていた。

利用目的としては主に画像データ管理用として。

 

どういった経緯だったか忘れたが、その後OneDriveに手を出した。

利用目的としては主にテキスト・Officeデータ管理用として。

 

そして、私はDropboxに手を出す。

GoogleDriveとOneDriveにデータを振り分ける用の一時保管ストレージとして。

 

ここまでくるともうわけが分からない。

その当時「これで大丈夫!」と思ってたのだろうが、振り返ると全く大丈夫ではない。

「データを振り分ける用の一時保管ストレージ」ってなんですか。

ローカルストレージにもデータがある

当然ながら、全てのデータはクラウドストレージだけにあるわけではない。

ローカルストレージ、この場合自宅PCのHDDを指すのだが、

そこにしかないデータもあったりする。

そういうデータに限って出先で必要だったりする。

その際、Googleが提供している『Chrome リモートデスクトップ』を用いて

自宅PCをスマートフォンで操作して、データをクラウドにアップロードしていた。

とにかく管理する事に疲れた

「あの画像データはGoogleDriveだ!」

「このWordデータはOneDriveだ!」

「そのデータはまだ振り分けてないからDropboxだ!」

「GoogleDriveに無い!OneDriveに無い!Dropboxにも無い!…自宅のパソコンだ!」

もうこんなしょうもない事を何年もやっていて、私はもう疲れた。

踏ん切りが付かず気が付けば6年経った

疲れた、面倒臭い…などと思いながらも惰性で今も今まで使っていた。

そして、これらを一網打尽に解決するのはNAS※1だという事は何年も前から分かっていた。

 

 check!! 

※1【NAS】

Network Attached Storage、個人でクラウドストレージを構築出来る。
自宅サーバーやネットワークHDDなんて呼ばれ方も。
繋ぐだけで使える完成品と別途HDDを用意するキット品がある。

 

実際、Twitterを振り返ってみると

もう丸6年近く「NASが欲しい…NASを導入したい…」的な事を何度も呟いている。

 ▲2013年 11月

 ▲2017年 8月

 ▲2017年 10月

 ▲2019年 8月

NASに対する偏見と不安

もう丸6年買うタイミングが全く無かったわけではない、買うタイミングは何度もあった。

だけど、買えなかった。

その理由はやりたい事が全部出来るのかという偏見と不安からだった。

1.NASはローカルドライブのようには使えない

CドライブやDドライブのようにNASはローカルドライブのように使えない、

ブラウザからアクセスしないとダメだという偏見。

2.専用アプリを使わないといけない

スマートフォンからアクセスする場合、メーカーが提供している専用アプリを使わないと

アクセス出来ないという偏見。

3.速度が出ない

ネットワークを介してHDDにアクセスするのだから、

待たされるぐらいには遅いだろうという不安。

 

調べれば「それは違うよ!」という情報はいくらでも出てくるが、

初期投資額は決して安いものではないし、

本当に大丈夫なのかと偏見と不安は払拭出来ずにいた。

編集後記

「ここまで書いたのだから、お前さんようやくNAS買ったのだろう?」

次回、NASを導入して偏見と不安が消えて快楽を手にするその話。

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