明日にはきっと忘れてる15秒の小さな話
#5 不完全な状態が完全な状態
ドアをちょっとだけ開いて覗く時に有用のドアガード。
あれはドアスコープや玄関ポストと同様に利便性を得る為に防犯性を捨てた側のアイテム。
なので、 防犯対策として利用するならドアガードの利便性をゼロにする必要がある。
この場合の「利便性をゼロにする」は「扉を完全に開扉出来ないようにする」である。
ドアガードを90度、扉に対して平行に倒すのではなく、角度を付ける。
ある角度で扉が全く動かなくなる、そこがゴールだ。
その角度が安定しないのであればマグネットフックなどを付けて土台にすればいい。
扉が動かないというのはドアガードの本分としては失格だが、防犯性能としては合格である。
ある方面から見れば不完全な状態なのに、見方を変えれば完全な状態になっている。
少し面白い。