明日にはきっと忘れてる15秒の小さな話
#6 その人生、どこで立ち止まるべきだったのか 【前編】
職場に年下の先輩がいる。
ここ1~2ヶ月良かれと思ってやっているのに事が全て裏目に出て、大損害が発生している。
結果的に見れば、何もしなかった方がマシだったという状態になってしまっている。
加藤 千恵氏の作品で『点をつなぐ』という本がある。
「私は自覚の有無を問わず、常に何かを”選択”している。
選択してしまったら最後、戻って他の選択に戻ることは出来ない。
無かったことに出来ない。
私の人生で選んできた数々の選択は…果たして正しいのだろうか?」
というような内容である。
このての話は解釈次第でいくらでも変わるので答えは無い。
例えば「間違った選択だとしても、それを最善にするしかない」などと言ってみたり。
#7 その人生、どこで立ち止まるべきだったのか 【後編】
私個人的には彼を非難するつもりも、同情するつもりもない。
「結局のところ”間が悪かった” ただそれだけじゃないの?」
そんな風に思っている。
残念なことに間が悪い事というのは続く、どんどん良くない方向へ進む。
そして振り返れば取り返しのつかないことになってたりする。
人生どこかで立ち止まらないといけない。迷ってからでは遅い。
彼のその人生、どこで立ち止まるべきだったのか。
過去のことは私には分からないので憶測で語るべきでは無いが、
少なくとも今は立ち止まって考えて欲しいと強く願う。